3Dモデル、CADデータ、バーチャルリアリティの各種システム間で 大容量データの変換が可能に。

 

では、JT フォーマットの“10.5”もサポートするようになり、一般的な大容量3D CADデータから最新のJTフォーマットへの変換も可能にします。

 

「3D_Evolution 4.5」の現在のSP1バージョンは、最新のJTフォーマット“10.5”をサポートしました。 この追加機能は、さまざまな3Dモデル、CADデータ、バーチャルリアリティの各種システム間で大容量のデータを変換するために新たに開発されたもので、対象CADモデルを詳細に軽量化もできます。

 

大容量CADモデルの変換

特に自動車、航空宇宙、プラントエンジニアリングの分野でのデータ変換では、サイズが数ギガバイトのアセンブリデータを別のCAD形式に変換する必要があります。 これが、最新のJTフォーマットの“10.5”データ形式でも可能になりました。 実際のソフトウェアバージョン「3D_Evolution 4.5 SP1」は、新しいSTTテクノロジーにより、JTモデル全体の3Dプレビューをすばやく読み込み、かつサブアセンブリを正確なXT形式で再読み込みできます。 これにより、ユーザーは可能な限り最短時間で選択および変換するイメージを作ることが可能になります。

 

便利な追加機能

「3D_Evolution 4.5 SP1」の変換機能では、JTフォーマット“10.5”の3D寸法情報(PMI)もサポートしています。この場合、3D寸法はモデルの穴や公差情報など関連する参照ジオメトリを簡単に指定でき、ユーザーがより簡単に形状イメージをできるようにしています。

 

3D_Evolutionの変換機能で使えるフォーマットには、一般的なCADであるCATIA、CREO、NX、SolidWorks、Inventor、STEPなどと、可視化フォーマットであるFBX、gLTF、OBJなどがあります。 さらに品質分析とデータ修正/編集の機能により、多様な3Dシステム間においてデータ変換する際の品質が保証されています。

 

ソフトウェアのオプション機能の1つである「軽量化(単純化)」モジュールは、モデルの外側形状を自動的に作成し、大容量アセンブリや複雑な形状モデルのデータ量を著しく削減可能です。 これにより、3Dシステムでのさらなる高速でスムーズな処理が可能になります。