3D CADコンバータツールである3D_Analyzerと3D_Evolutionの最新版において、製品製造情報(PMI)を介した3D寸法の読み込み・書き出しを最適化するためにアップデートされました。
最新版の3D_Analyzerと3D_Evolutionでは、CATIA V5、NX、Creo、JT、またはSTEP 242などのフォーマットのCADデータをすべてのPMIおよびビューとともに、無料のAcrobat PDFビューアで開くことができます。CADモデルに保存されたビューには、関連する3D寸法、断面、コメントがあり、許可されたすべてのユーザーが利用できます。2D図面がPMI付き3Dモデルに置き換えることが主流となる中で、いわゆる3Dマスタープロジェクトの一環として、PMI方式は設計および製造プロセスにおいて重要な役割を果たします。コアテクノロジー社は、この開発に貢献するために定期的にツールをアップデートし、適応させています。
ビュー機能は3D寸法を効果的に利用し、広範なモデルの概要を把握し、2Dの詳細図面や断面に対応する際に重要です。コアテクノロジー社のコンバータのおかげで、CADモデルの高品質な機能を、広く一般的に使用されているPDFフォーマットに変換し、無料で利用できるAcrobatビューアで開くことができるようになりました。
3D PDFモデルを読み込んだ後、PMIの結果が表示され、CADモデルに保存されたビューを機能的に使用できます。これを行うには、Acrobatビューアの設定にて、”3D”、”モデル構造を開く”機能を選択するだけです。次のステップでは、リストのビューをクリックすることで、モデルが保存された位置に回転され、そのビューに定義された3D寸法と部品断面が表示されます。さまざまなビューはCADシステムで定義されたビューと同様に表示され、多くの寸法を持つ複雑な3Dモデルを詳細に把握できます。